では、最も重要な面接試験では、どんなところが見られるのでしょうか?私の見解では、以下の2つです。
1.入学後にやりたいことが具体的にあり、その内容がコースにマッチしているか
2. キャラクター(性格、考え方、話し方など)がコースにマッチしているか
つまり、コースの専任教員が直接、受験生とコースとの相性を判断するのです。情報音楽コースの入試は、特定の知識やスキルが合格ラインを超えているかを見るものではありません(一般選抜N全学統一方式を除く)。「○○点以上取れば受かる」「これができれば受かる」という基準はないのです。総合型選抜か一般選抜かに関わらず、日芸入試は、試験というよりオーディションに近いと思っていた方がいいと思います。
ということは、、、先ほど挙げた2つの条件をもともと満たしていて、何も対策しなくても合格できる力を持っている受験生もいるということです。先生方は、そういう受験生を求めて審査しているのかもしれません。ですが、対策を頑張ってどうしても情報音楽コースに進学したい!という受験生こそ、私は応援したいと思っていますし、そのためにこうして情報発信をしています。
さて、先ほど挙げた2つの条件を満たすためには、まずはコースについてしっかり理解すること(=志望度の高さ)が必要になります。オープンキャンパスに足を運んだり、コースのサイトをチェックするなど、積極的に情報収集をしましょう。そして、情報音楽コースの学生の雰囲気や、どんな研究・活動ができるのか、自分がやりたいと思っていることが本当に情報音楽コースでできるのか、を確認しましょう。万が一ズレてしまっていると、面接で直接「それはうちではできない」と言われてしまう可能性もあります。自分だけでの判断が難しければ、日芸の先輩や、情報音楽の分野に詳しい人に自ら話を聞くのもおすすめです。そういった積極性・自主性も、入試で評価されますよ!